災害復旧(DR)2017年の展望 ― より速く、よりシンプルに


災害復旧(DR)のニーズの急拡大と多様化がITセキュリティ担当者を悩ませている。大小様々な企業を調査したところ、回答者の64%は4種類以上のDRソリューションを採用しており、25%超の回答者は6種類以上のソリューションを組み合わせているという。そして、大多数はソリューションの統合、一本化を望んでいる。



さらに大きな課題は復旧までの時間で、80%が1時間を超しており、25%超の回答者は復旧まで2時間超を要するという。サイバー攻撃との戦いは、即ち時間との戦いであり、例えば、ランサムウェアの身代金支払期限よりも早いリカバリが必要になる。わずか数分でバックアップからのリカバリが可能であれば、サイバー攻撃が脅威ですらなくなる。まして、事業継続(BC)の観点から言えば、数分でも顧客データにアクセスできなくなる損失は計り知れない。

4分の3を超す回答者はセキュリティの脅威に晒されて初めて災害復旧計画の重要性に気付いたという。幸か不幸か、災害復旧計画への意識はかつてないほど高まっており、多くの企業がクラウドを主要な選択肢と考えている。クラウドの柔軟性とオンプレミスの即効性を組み合わせたハイブリッドも利便性を増しており、企業規模やニーズ、コストに応じた選択肢が今後さらに豊富になることが見込まれる。

(ITProPortalコラム*Disaster Recovery 2017: More cloud, speed of recovery, less complexity*より)

http://www.itproportal.com/features/disaster-recovery-2017-more-cloud-speed-of-recovery-less-complexity/

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