「国境を超えて」
初めてクルマでカナダと米国の国境を越えてみました。高速道路のトールゲートみたいな入管にパスポート見せてすんなりと入国し、気軽に米国に遊びに行けるものと思っていたら、大間違いでした。



実際は国境に続く大渋滞が凄まじく、5メートル進むのに5分かかるような状態が2時間続きました。クルマを降りて路肩を歩き出す人も多く、道路わきの茂みに用を足しに入っていく人もいました。

昔は本当に駅員に定期券見せるみたいにパスポートをさっとかざして通り過ぎたと聞きます。もちろん9・11のテロよりも前の話ですが。

 

トロントからナイアガラまでクルマで1時間半、国境を超えるのに入国審査も含め2時間半、4時間かけてやっと着いたのはニューヨーク州第二の都市バッファローです。

バッファローで有名なのは、ナイアガラの滝とバッファロー味の手羽先(バッファロー・ウィング)、あとカナダ人にとってはアウトレットモールが有名です。モールの建物の壁にはナイアガラの滝が描いてありました。駐車場にはオンタリオ・ナンバーのクルマも多く、レストランの伝票は米ドルとカナダドルの金額が併記され、どっちで払ってもよいとのことでした。

ベンチで休んでいたら、背中合わせに後ろに座る夫婦の会話が耳に入ってきました。「今日はやけに混んでるわね。」「カナダ人のせいだよ。春になったから北からどっと下りてきたんだろう。」

そうか、どうりで国境が混んでいると思った。なんか冬眠から覚めた動物の群れみたいだな。あ、俺もその仲間か。


K@ in Toronto