※画像は、イメージです。

スピード違反で捕まってしまった。制限速度50キロのところを65キロで走っていたと、 ポリスオフィサーは言っていた。うかつだった。出勤途中にオフィスのすぐ近く で捕まったのだが、あとで同僚に聞いたところ、「あそこはよく(ネズミ捕りを) やっている」と口々に言っていた。言っちゃあなんだが、ふだん交通違反とはまっ たく無縁なので、どの交差点で取締りが厳しいとか、そんな情報にはまるで疎かっ た。

それで、ポリスオフィサーは違反切符を手渡しながらこう言った。 「罰金60ドルで三点減点だけど、ウラよく読んで、オプション3を選ぶように。 そうすれば、罰金が40ドルに減って、減点がゼロになるから。いいね、オプショ ン3だよ。そのまま払ったら、ほんとに三点減点になっちゃうよ」
何が言いたいのかよく解らなかったが、駐車場に車を停め、冷静になってから、 違反切符のウラの
説明をよく読んでみた。要約すると、こういうことだ。

オプション1 - 罰金を払う
オプション2 - 裁判所で言い訳してから罰金を払う
オプション3 - 無実を訴え、徹底的に裁判で闘う

しばし目を疑った。ポリスオフィサーはオプション3を選ぶようにと念を押していた。
交通違反は素直に認めず、裁判で争うべき、という話しは何度か耳にしたことが あるが、警察が
それを薦めると知らなかった。オプション1の利点は、お金さえ 払ってしまえば、それですっきり解決することだ。オプション3を選ぶ場合、裁 判所に出頭しなければならない。しかも、一度では済まないことも多いらしい。 ただし、オプション1は罰金分お金を損するだけでなく、自動車保険の保険料に も相当響くという。オプション3で有利な判決を勝ち取れば、運転歴を汚さずに 済むというわけだ。

うーん、何だか面倒臭いことになってしまったが、ここは原 告である警察がわざわざ親切(?)にも、被告(私)に薦めてくれたことだし、 オプション3を選ぼう、と決心した。それにしても、オプション2には何の意味 があるだろう。

次回につづく。